広さを充分に活かした”人が集まれる家”を実現
コンセプトは…
共有スペースを充分にとりながら、一人ひとりのプライバシーも重視
ご夫婦そろって地元のご出身というF様。奥様のご両親との同居をきっかけに築35年の建替えを決心。「遊ぶための庭よりも、できるかぎり居住スペースを大きくしたかった」という奥様の要望を中心に計画をスタートしました。中でも共有スペースの確保やプライバシーの面には特に配慮しました。
玄関の向い側のプランター置き場は、奥様のご提案。風通しもよくなりました。
玄関は二つですが、中では扉一枚でつながっています。
7人分の靴を収納する大容量の下駄箱。さらに階段下に収納スペースもあります。
1F 親世帯フロア
新しい生活にも思い出を取り込んで
この建物で唯一の和室は小上がりの掘りごたつ式。以前の自宅で使われていた木のテーブルを再利用しています。
建替え前の思い入れのある木材を壁紙の一部としてアクセントに採用しました。
お母様の居室は、子どもたちも大好きな場所。勉強部屋代わりにもなっています。
夫婦2人のダイニングスペ―スは最小限に。
2Fは、家の中心として家族や友人たちが集まれる場所に
明るく開放感のある2階LDKは、二世帯が集まる憩いの場。広さ約33帖のゆったりした空間が実現しました。
ご夫婦共通の友人も多く、週末には2FのバルコニーでBBQをすることもあるそうです。
朝の時間がバラバラのため、朝食はそれぞれがカウンターで済ませることも多いとか。
2F水回りで家事ラク!
キッチン家電もモノトーンで統一。シンクやコンロの後ろからは優しい光が差し込みます。
ご主人こだわりの広々としたお風呂。脱衣所も広いのでお子様を順番に入れられます。
3Fは、子どもたちの専用スペースに。
将来は3世代住宅にも!?
3Fの真ん中には子どもたち専用のリビング。友達と遊ぶ際にも、ここを利用します。ご夫婦のご友人がお子様を連れてくる場合も多く、大人と子どもがお互いに気兼ねすることなくおしゃべりや遊びに夢中になれます。
5人の子どもたちのために、洗面化粧台は 二つ設置
3Fのバルコニーは周りをさえぎるものがなく、見晴らしも抜群。
子どもたちそれぞれの居室は、あえて小さめに設計されています。
将来は二つに仕切る予定の大部屋。3Fだけでも1家族が住めそうです。