住み慣れた都内か、予算を優先して郊外か…
スマートでスタイリッシュな住みやすさをコンセプトに
二人のお子様も段々といろいろなことができるようになり、以前住まわれていた賃貸アパートでは手狭になってきたというU様家族。それまでは通勤にも便利な都内にお住みでしたが、いざ住宅を購入となり予算を考えると…最初は「やはり郊外かな…」と思われたようです。しかし、目星をつけたエリアになかなか条件にあった土地が見つからず、途方に暮れていたある日、以前のお住まいから駅までの間にちょうどいい土地を見つけました。「郊外よりも広くはないけれど、駅から近いし、土地勘もある。それにこれなら予算に収まりそう…」そう考えたご主人と奥様は、土地の購入を進めるとともにいくつかの住宅メーカーにプランニングを依頼。その中から当社を選んでいただきました。
外観でこだわったのは、目隠しのルーバー。スタイリッシュなデザインと白い外壁に、ルーバーの茶色がアクセントとなることで、全体が締まった印象になります。
壁の一部をくぼませた飾り棚のニッチには、お気に入りの小物を飾ることができます。
2階全体が見渡せる回廊状のプランニング
縦長の敷地を有効活用して、和室・キッチン・リビングを縦に並べました。さらにキッチンを真ん中に配置することで、そこに立つと2階全体が見渡せるように。お料理の間にお子様がどこで何をしているのかが一目でわかります。また、2階全体が回廊状になっているため、生活導線として便利なだけでなく、小さなお子様にとっても絶好の遊び場所にもなります。
陽当たりを最大限に重視して、小窓をなくし、南面に大きな窓を設置。天井高を2600mmとし、壁面も白にして開放感のある家に。LDKを大きくすることにこだわりをもたせました。
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シルバーメタリックのレンジフードもスタイリッシュなポイントの一つ
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元気いっぱいのお子様なら大喜びなこと間違いなしの回廊状の間取りです
リビングからつながる2WAYの和室
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2WAYになっているためキッチンに人がいても邪魔になりません。階段横の2段になったニッチの下段は、お子様の本棚としても活用されています。
「カウンターの角もあえて残してもらいました」とご主人。家族みんなでつかえるカウンターもスタイリッシュさを細部まで表現しました。
和室側にも勾配天井と明かり窓。将来的には畳を取り外して、洋室としても使えます。
2階リビングならではの空間づくり明るい大空間
キッチン方向からみたリビング。勾配天井の明かり窓で、昼間は照明が不要なほど十分な明るさ
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ロフトへの出入りはアルミ製のはしご階段で。取り外しができるのも便利
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エアコンと併用することで節電効果と快適な空間をつくってくれるシーリングファン
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PHF(ペントハウスフロア)国内では主に「建物の屋上に造られた階段室・昇降機塔などのこと」(建築面積の1/8以下の床面積である最上階の部分)を言います。
お互いの生活リズムを尊重しながら暮らす工夫
1階には、帰宅の遅いご主人のための書斎兼寝室とお風呂などの水回りを集約。奥の洋室は、将来お子様二人の居室として使うために扉が二つついています。またあらかじめピアノを置くことが決まっていたため床材も補強済み。プランニングの段階から、将来どんなライフスタイルをしたいかを想像していただいたことで、それにあった準備や仕掛けを盛り込むことができました。
奥の洋室は可変性をもたせ、将来、二つに区切ってそれぞれのお子様の居室として使用予定。ピアノ下の補強材も、将来的な模様替えも想定して、広めに仕込んであります
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ご主人の書斎兼寝室は、玄関のすぐ横。夜遅く帰ってきても、お子様を起こすことがありません。
コンパクトにまとめた水回りで、家事の効率化を実現
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据付の棚は奥様の身長に合わせた高さに。洗面台も細身のタイプをセレクト
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浴室乾燥の物干し竿は、家族4人分が干せるように2本用意しました
毎日の生活の流れを考えた、無駄のない収納スペース
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階段下も収納スペースとして、無駄なく利用されています
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玄関スペースすぐの納戸は、お子様が保育園カバンなどをしまえる収納として利用