ご主人のお仕事の関係で海外に4年ほど住んでいらしたT様ご夫妻。帰国後は1DKのアパートにお住まいでしたが、お子様の成長とともに手狭になってきたことから家を建てることを決意されました。
実は今回のT様邸を監修した建築家は、ご主人のお母様の中学校時代の同級生。T様ご夫妻の要望をくみ取り、建築家としてのこだわりを随所に詰め込んだ明るく開放的な住まいが実現しました。
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高い位置に取り付けた窓からは陽が入る、明るく広々とした玄関。
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お子様のプール遊びやバーベキューを楽しもうと設けられたデッキ。塀の高さは圧迫感がなく外からの視線も遮る絶妙な高さ。
子どもが元気に走り回れる広々としたLDK
22帖の広々としたLDK。メンテナンスを優先して選んだというフローリングの木目が、白を基調とした空間に映えています。
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ブビンガという木材を使用した高級感のある一枚板のテーブルは、ご主人が一目惚れしたもの。建具は高さ2400のハイドアを採用。開口部が広くとれ、より空間にゆとりと広がりを感じられます。
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調理中のにおいが部屋にこもらないよう、コンロは窓ぎわに配置。シンクと調理台を分けてスペースを広く使えるレイアウトです。
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ご両親も泊まれるようにと設けた和室は、ふすまに「銀もみ」というモダンな印象の紙を貼り、リビングにも調和する空間となっています。
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間取り図
脱衣所と洗面所を分けたくつろぎのバスルーム
扉を閉めると手前が洗面所、奥が脱衣所とそれぞれが独立したスペースになるよう設計。家族の動線が交錯せず落ち着いて使えます。
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洗面台の下にも広い収納スペースを確保。
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広々としたバスルームでお子様と一緒にゆったりと入浴できるように。
個室の集まる2階は、天井が高く居心地のよいつくり
寝室と子ども部屋が集まる2階には、中央にご主人様の書斎も兼ねたスタディルームが。高い位置にとられた窓が空間全体を明るくしています。
カーテンレールを覆うカーテンボックスは冷暖房効果を高めてくれます。
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2部屋ある子ども部屋には、ともに窓を2面に配置し、明るさを保っています。
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間取り図
大容量の収納ですっきりと暮らす
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玄関横には4段の固定棚を備えたシューズインクロークを配置。「帰宅後にベビーカーをしまいやすく、ごちゃごちゃして見えないので助かっています」と奥様。
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2階の洗面台まわりは通常よりもやや高く天井をとることで空間に開放感が。収納棚の容量も増やすことができます。
住む人のセンスが光るシンプルな空間
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奥様の希望のペンダントライトと、直線上に配置されたダウンライトで天井が表情豊かに。
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部屋の壁には写真や小物を飾れるようピクチャーレールが備え付けられています。