奥様のご両親と2世帯同居。みんなの要望がつまった家に
以前は、今住んでいる家の近くにあるマンションで暮らしていたO様ご一家。もともとこの土地には、奥様のご実家が建っていました。「よく子どもと一緒に、以前の家へ遊びに来ていたのですが、かなり古い家だったので、地震が起きたらみんなつぶされてしまう...という心配がありました」とO様。そこで奥様のご両親と妹さんに、家を建て替えて一緒に住むことを提案しました。「話をした当初両親は、私たち夫婦に対して『自分たちに気を使っているのでは?』と戸惑っていましたね。私たち家族だけでマンション購入も考えていたのですが、一度買ってしまうと、その後、実家の建て替えが必要になったときに支援が難しくなってしまいます。それなら今のうちに一緒に住む家を建て替えたほうがいいんじゃないかと話したところ、納得してもらえました」。奥様のご親族と一緒に暮らすことに、ご主人も協力的でした。「私も仕事があり、どうしても妻がひとりで子どもを見ているのが多いことが気になっていました。お義母さんや妹さんと一緒に暮らすことで、彼女も余裕を持つことができ、前よりも明るく過ごせるようになりました。子どもたちも伸び伸びと育ってくれているので、一緒に住んで良かったです」とご主人。奥様も「夫ももともとよく子どもの面倒を見てくれていましたし、さらに母や妹も手助けしてくれるので助かっています。お互いに助け合える家になりました」と話してくださいました。
奥様のご両親と、おばあ様、奥様の妹様が1階に。そして、O様ご夫妻と2人のお子様が2階に暮らしています。「2世帯ということで、要望がいっぱいでましたが、営業さんには柔軟に対応してもらえました」とのお褒めの言葉も。機能性にこだわった、安心して暮らせるあたたかい家が完成しました。
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玄関は家のサイド側。駐車スペースの片隅には、お子様たちが埋めたビー玉と手形が記念に。
家族でノンビリ。広々スペースのリビング(2階)
勾配天井で空間がより広く感じられる。壁紙は奥様こだわりの木目調。
キッチンカウンターからもリビングを見渡すことができる。
荷物置き場にしているロフトには窓も設置。荷物置き場にしているロフトには窓も設置。
細やかなこだわりが家のアクセントに!(2階)
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寝室の奥には、ぶら下がり棒が付いているご主人の書斎。別名「マンガ部屋」。本棚は手作りされたそうです。
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ご主人の書斎のぶら下がり棒。家のどこにつけられるか、設計担当と相談した結果、この場所になったそうです。
将来を考えて、子ども部屋は2部屋になるように配慮(2階)
子ども部屋は柔らかい色味の壁紙。将来は2部屋に区切ることもできる。今はこの部屋で川の字になって寝ることが多いのだとか。
水回りも収納も。こだわりの壁紙で好みのスペースに(2階)
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キッチンカウンターの上に収納がないため、かなり広く感じるキッチンスペース。戸棚の色や取っ手の色は奥様の好みでチョイス。
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インターホンなどを収納したニッチには、こだわりの壁紙をアクセントに。
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お気に入りの壁紙をパントリーに。インパクトある絵柄で、収納スペースでも自分らしさをアピール。
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お手洗いのクロスはシンプルに。階段の関係で便器の奥にできたスペースにより、開放感がある空間。
洗面台の棚の色は、浴室とおそろい。
世帯ごとに玄関を設けて二世帯のつながりを(1階)
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玄関には2階への階段とあわせてご両親たちが住んでいる1階スペースへ行き来する扉も。開けっ放しにもできるように引き戸で。
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世帯ごとに分かれている玄関は、ほぼ同じ大きさ。唯一の違いは収納。ベビーカーなども楽々収納できるスペースを設置。
ワンちゃんも元気に駆け回る! 家族みんなで過ごせるリビング(1階)
2階よりも明るい色味の床。広々とした空間は、2階同様、家族みんなで過ごせるように。ワンちゃんも元気に駆け回ります。
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キッチンについているカウンターは、帰宅が遅いお父様が素早くと食事をとるときにも活用。
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お母様の身長にあわせて低めに設定したキッチン。棚の色や取っ手の色も 2階よりも明るいカラーをチョイス。
将来を見据えた設計と、それぞれが個人のスペースを確保(1階)
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1F 平面図
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2F 平面図
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PHF 平面図