これからの暮らしを見据えた、50代で建てる家
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お父様から相続した土地の2/3を売却した後、残りの1/3に新しい自宅を建てることになったH様。「これからここで暮らす家族が増えるわけではないので、自分たちの将来の生活を見据えた家を建てたい」というご希望から入念な打ち合わせを繰り返し、できあがったのが敷地を目一杯つかった“和モダン”なスタイルのご自宅。ご主人は、建設中にも何度も現場に足を運びながら、「できてから後悔しないように」と施工担当者に細かい点までも確認。奥様からは、住宅設備のショールームやインターネットであらかじめ家具や調度品を決められ、そのサイズに合わせたご指示をいただくことも。何度もやりとりをしながら、お客様と東栄住宅が一つのチームになった、最高の家づくりができました。
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【左】見た目をすっきりとさせるため、雨どいの角度にもこだわりました。
【右】玄関ポーチには、玉砂利を敷くための溝を掘りました。
【左】最低限の広さに抑えたお庭。ほどよい植物が外からの目隠しにもなります。
【右】軒には、雨除けや日差しの調整などの役目があります。明るいカラーも外観のアクセントに。
先祖への感謝を込めて、リビングに仏壇を
陽ざしもたっぷりと入り明るい、広々としたリビング。
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ご主人が座ることが多いというリビングのソファ。大きな窓から外はよく見えますが、上手にカーテンを使うことで外からは見えないようになっています
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大人数でも食事ができる大きめのダイニングテーブル。カウンター下のスペースは、ニッチェとして活用しています。
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マガジンラックも兼ね備えたニッチェ。鍵類、時計、カレンダー、写真立てなど、ちょっとしたものを置くのに便利です。
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窓辺の間接照明は、カーテンレールの目隠しとしての役目もあります。
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町内会などの来客用につくられた、玄関スペース。丸窓からは和室に飾られた人形などを見ることもできます。
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広々とした玄関には、大きめの下駄箱。大きな窓からは十分な明かりが入ります。
暮らしやすさを最優先にした、さまざまなアイデア
【左】和室に飾られたひな人形や五月人形は、玄関の丸窓からものぞけます。
【右】将来に備えて、トイレ前は車イスでも入れるスペースを確保しました。
【左】廊下の収納の一部に、飼い猫のトイレスペースを設置。
【右】空いたスペースは、あると便利なニッチェとして活用。
【左】リビングはもう1つの窓。猫が出ていかないように、開閉できるのは上の段のみ。
【右】階段下はキッチンにつながるパントリー。最大限のスペースを使ったL字のレイアウトになっています。
【左】大柄なご主人も立つことがあるというキッチンは広めに。後ろの窓からは優しい光が入り込みます。
【右】キッチン角の神棚。冷蔵庫の上には、神棚用のコンセントも。カーテンの房掛けを利用したエプロン掛けは奥様のアイデア。
【左】幅・高さ・段数にこだわった階段。踊り場には、お子様の写真や卒業証書など、思い出のアイテムが集められています。
【右】「インナーバルコニーにするか迷って、こちらにしました」という、居室としても十分に使える納戸。室内干しやキャットタワーなどのスペースとして使われています。
居室は、部屋数よりも広さを優先
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広々とした主寝室。眠るときに照明が目に入らないように、ダウンライトの位置にもこだわりました。
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両側に棚を備え付けたウォークインクローゼット。大切にしているというタンスもぴったりと収まっています。
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ホテルのような洗面スペース。いつでも気持ちよく使えるように、使った人がその都度、拭き上げてきれいにしています。
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バスルームの棚には物を置かず、シャンプーなどバス用品も洗面所の専用スペースに集めることで清潔さを保っています。
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一直線の広々としたバルコニー。一部をガラス張りにしているため、圧迫感を感じないだけでなく、納戸に光が入りやすくなっています。
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お部屋で練習することもあるという趣味のロードバイクを壁にかけ収納。スタイリッシュでおしゃれな空間を演出しています。
-PLAN DATA-
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1F 平面図
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2F 平面図
- くらべて選んだ決め手は…
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家を建てる際には、ハウスメーカー選びはもとより、担当者の方との相性も大切だと感じました。 営業担当の鈴木さんとは、対面での打ち合わせ以外にも、何度もEメールで相談をさせてもらい、その度すぐに返信をいただけたので、安心してお任せすることができました。細かい希望も一つひとつ丁寧に対応してもらうことができて、とても感謝しています。また建築中には、現場の方からも、「こっちの方がいいですよね?」など、一工夫の提案がいただけたのもよかったです。 - 完成した家の特徴は?
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将来の介護も想定した、広々とした“和モダン”
全体的には、イメージした通りの和モダンで落ち着いたスタイルに仕上げることができました。 最初にオーダーをしたのは、以前住んでいた家が、庭が広くて手入れがたいへんだったため、今回は「庭は要らないので、敷地を目一杯つかって建てたい」ということと、古い家で親の介護をしていた経験から自分たちの将来を考えて、「トイレやお風呂はできる限り広く」という2点。使いたい家具が決まっていたので、建具などの位置や大きさについても、ミリ単位で調整をお願いしました。
東栄住宅 担当者より
H様、この度は良いご縁があり、ご新居のお手伝いをさせていただき、ありがとうございました。H様のご意向がはっきりされていたことや、お薦めさせていただきましたコーディネーターと奥様の息もピッタリで、きっとイメージ通りの理想のマイホームに仕上がったものと、とても嬉しく思っております。建築中に度々現場にて、大工さんも含めた調整の打合せをさせていただいたことも、きっと良い方向に働いたものと思います。素晴らしいマイホームにて、ご家族にて寛ぎのひとときをお過ごし下さい。この度は、ありがとうございました。(営業 鈴木)